資生堂花園二

【都会のオアシス♪資生の庭】

 


資生堂の銀座ビルは、生態系に配慮した屋上緑化に取り組んでいます。「資生の庭」と名付けられた屋上は、鳥や虫が生息するための植物が約100種類も植えられています。実は貴重な都会のオアシスとなっているんですよ。「資生の庭」という名前は、社名の由来でもある易経の一節「万物資生(すべてのものはここか⋯⋯ら生まれる)」にちなんだもので、自然の恵みへの感謝や多様な生きものが共生する街づくりへの貢献という気持ちを込めています。

 

 資生堂花園一  

化粧品の原材料となる植物も植えられていて、社員が原材料の植物を実際に自分の目で見て触り、商品への理解を深めています。過ごしやすい季節には、気分を変えてここで打合せをすることもあります。
東京のど真ん中で育まれている自然の営み。忙しい日々の中でも、ふと手や足を止めて自然の豊かさに思いを寄せる心の余裕ぐらい持ちたいですね。

 

 

 

http://www.shiseidogroup.jp/eco/report/detail/detail094.html?rt_bn=fb20150819

 

銀座に、人と生きものの「憩いの場」を。

2013年10月に落成した資生堂銀座ビル。オフィスや多目的ホールなどを有する、新しい価値創造の拠点です。
断熱性の高いアルミシェードの外壁や太陽光発電などの取り組みにより、建築物を環境性能によって評価するシステム「CASBEE」で最高のSランクを取得しています。
中でもユニークな取り組みが、生態系に配慮した屋上緑化。「資生の庭」という名前は、社名の由来でもある易経の一節「万物資生(すべてのものはここから生まれる)」にちなんだもの。自然の恵みへの感謝を表した名前の通り、綿密な調査に基づく植栽設計で、多様な生きものが共生する街づくりに貢献することをめざしています。
また、化粧品の原材料となる植物を栽培するエリアを設けるなど、社員を対象とした環境教育プログラムにも活用されています。

 

――過去に、こういった取り組みをしているビルは?
「ビルの屋上緑化自体は、東京都の条例などもあって、最近では決して珍しいことではないんです。ただ地域の生態系に配慮して、鳥や虫が生息するための植栽まで設計して緑化したビルというのは、ほとんど例がないと聞いています。 ビルが着工する前から、一年間にわたって周辺地域の生きもの調査を行いました。環境調査の専門家の方々と一緒に、銀座や日比谷の街中で双眼鏡をのぞいて鳥の生態を調べたりもしました。そうした調査の結果、浜離宮と日比谷公園の中間にあたるこの場所は、そこに住む鳥や虫たちの憩いの場になりうる、ということが分かったんです」

――これからが楽しみですね。
「落成式の前からアゲハチョウが見られたり、最近ではヒヨドリもよく姿を見せるようになりました。まだ木を植えたばかりなので、理想的な庭の形になるのはこれからです。ちゃんとした木陰ができるまでにはあと数年かかるそうです。季節ごとにきれいな花が咲いて、いろいろな鳥の声が聞けるような、都会のオアシスに育ってくれればうれしいです」

 

 

 

 

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