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マグネシウムはぽっこりおなかの救世主

金偏に美しいって書くこの漢字、どういう意味かご存じですか?

答えは、マグネシウム!

そもそもカラダに必要不可欠なミネラルだって、知ってました?

ほら、サプリメントにもちゃんとあります。

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このマグネシウム、最新の研究ではまさに漢字の通り「美」を作り出すミネラルだとわかってきたんです。

その活躍の場は、細胞の中。赤く光っているのがマグネシウムです。

実は、あらゆる細胞を元気にする特別なミネラルなんです。

「マグネシウムというのは、食べ物としてとり入れることが主なルートですが、吸収されて血液に乗りますと頭のてっぺんから足の先まで、すべての細胞の中にマグネシウムが分布して存在しています。私たち人間は、マグネシウムがなければ生きていけないという言い方もできます。」(長谷部教授)

この細胞に含まれているマグネシウムをよりよい環境にしてやると、自ずと美しさにつながる、ということなのですが、まずはウエストへの作用を見てみましょう。

マグネシウムは、ウエストを一体どうしてくれるというのでしょうか。

それを知るために集まってもらったのがこちらの5人。実はある共通点が!

皆さんの共通点は、ダイエットで効果が出ない!

 特に気になるのが・・・おなかの贅肉。何度ダイエットをしても落ちないんだとか。

この悩み、マグネシウムはどう解決してくれるのでしょうか?

まずは、血液の中のマグネシウムの量が足りているのか調べました。

協力していただくのは、生活習慣病を予防するマグネシウムの実力を長年研究されている

東京慈恵会医科大学客員教授 横田邦信さん。

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診断の結果、5人中4人がマグネシウムの不足気味と判明。

この4人がマグネシウムを増やせば、ウエストにどんな変化が起きるのか?

マグネシウムを増やす食生活にチャレンジ!

ルールはいたってシンプル。

1日1食だけ、マグネシウムが多い食材で料理を作ってもらいます。

それ以外は、食事制限は、なし。運動も普段どおりでOKです。

「まさにマグネシウムパワーが発揮されたと言えます。実は、マグネシウムをしっかりとりますと、メタボと糖尿病の予防につながるということは実証されています。」(横田教授)

ではなぜ、マグネシウムをたくさん食べたらおなかがスリムになったのか?

「マグネシウムは一言で言うと、代謝をスムーズにさせる達人だと言えると思います。」(横田教授)

もう一度実際の細胞の映像を見てみると、特殊な薬品を使うと赤く光るのが、マグネシウム。

まさにこれが細胞の中で代謝を促すマグネシウムの姿なんです。

実は、マグネシウムが代謝をアップさせると、にっくき中性脂肪を減らしてくれるのです。

そもそも代謝とは、食べ物からとり入れたブドウ糖を細胞の中でエネルギーに変えること。

 細胞にマグネシウムがたくさんあると、このブドウ糖を次々と取り込んでくれます。

そして、そのブドウ糖をエネルギーに変換してくれるんです。

逆にマグネシウムが不足するとブドウ糖が余ってしまいます。

するとブドウ糖は、中性脂肪となって蓄えられ、肥満の原因になってしまうんです。

さらにマグネシウムは、すでに溜まった中性脂肪の分解も促します。

そのため、カラダの内臓脂肪が減少。おなかがスリムになるのです。

でも、これだけではありません!

マグネシウムは、他にも驚きのパワーを秘めていたんです。

 

実は、先ほどの実験の最中、参加者の皆さんは、 便秘の改善を感じていました。これも、マグネシウムのおかげ。

改善した理由は、マグネシウムの特性にあります。

 食事からとったマグネシウムは、腸に送られます。

ここでマグネシウムの様子を見てみると・・・腸の中で水分を引き寄せていきます。

 実は、マグネシウムは水の分子とくっつきやすい性質を持っているんです。

この作用が便秘のある大腸で起きるとどうなるのか?

マグネシウムがどんどん便の中に水分を引き込みます。

そしてその水分が周りの便を柔らかくし、排便を促してくれるんです。

便秘がスッキリ改善すれば、当然、ぽっこりおなかも引っ込むという訳です。

代謝アップと便秘の改善。

マグネシウムのこのダブル効果が、ウエストをスリムにしたと考えられます。

「最近わかってきましたのは、便秘が改善すると腸の炎症が治まり、赤ら顔とかニキビそういうものも良くなってきますし、当然代謝も良くなってきますから肌の代謝が上がって、肌が美しくなるということもわかっています。」(亀山さん)

ということで、とったほうが絶対いい、というマグネシウム。

 一体どのくらいとったらいいのでしょうか。

「こちらが、2017年のマグネシウムの摂取量報告です。国が定めた推奨量というのが、男性が370㎎、女性が290mg。これが推奨されているのですが、実際、男女平均して約100㎎以上不足しているというのが、毎日続いている状況です。」(横田教授)

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では、先ほどの参加者の皆さんの、マグネシウムを摂取する簡単料理を見てみましょう。

青田さんは、手軽にできる味噌汁で工夫していました。

マグネシウムの豊富な豆腐やワカメ、ほうれんそうをお味噌汁なら一度に食べられます。

主食も玄米にかえると、これだけで不足分の100mgがおぎなえます。

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田中さんは、家事の合間に簡単に作れるジュースを考案しました。

食材は、マグネシウムが含まれるバナナや豆乳、そしてきな粉。

この1杯で110mgになる計算です。

香蕉豆漿汁.jpg

そして大須賀さんは・・・子どもが大好きな、パスタで一工夫。

 精製していない全粒粉の麺に、具材はあさりとほうれんそう。

この一皿でなんと180mg。

どうですか?

マグネシウムをとる食材、意外とたくさんありそうですよね。

横田教授に、マグネシウムがとれる食材の頭文字を並べた標語を

教えていただきました。

 

そばのひ孫と孫は優しい子かい?納得!です。

ちょっと長いですが、マグネシウムを積極的にとれるよう、頑張って覚えたいですね。

ちなみに、この中の「やさい」とは?

「緑の濃い野菜がベストですね。緑は葉緑素ですが、葉緑素の真ん中がマグネシウムなのです。ですから、緑が濃いお野菜を意識的にとると、マグネシウムをしっかりとることができます。」(横田教授)

では、「さかな」はどうでしょうか?

「たとえば、アジでもイワシでも、普通ぐらいの大きさで、30mgくらいのマグネシウムをとれますので、お肉よりはお魚をしっかりとっていただきたいです。」(横田教授)

「たとえば、玄米、プラス納豆を1パック食べるだけでも1日の目標摂取量をクリアできるようになります。1日3食に食べるのが理想的です。」(横田教授)

でもなぜ普段食べているつもりの食材ばかりなのに マグネシウムは不足がちになっているのでしょうか。

「標語を見るとわかるように、日本人が昔から食べていた食材が多いです。戦後の食生活が欧米化し、特に穀物の摂取量が激減しました。その結果、大麦や、雑穀を食べなくなり、無意識のうちにマグネシウムの摂取不足が続いてきているのです。」(横田教授)

こちらはその日本人の摂取量を調べたもの

ちなみに、マグネシウムをサプリメントでとるのはどうでしょうか。

「サプリメントは、それだけでとると、他の重要なミネラルがおろそかになってしまうことがあり、栄養が偏ってしまいます。だからやはり食事からとる方が、色々な栄養素をとることができるのでより重要だと言えます。」(長谷部教授)

https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2019/146/318439.html?fbclid=IwAR1K7Z7QmQxt9Bjs2VIF1OtvflXyxnUxCoIzlZ4PUfRqEI3nr4gtJFwN21U

 

 

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