這幾天才在想日劇醫龍的男主角坂口憲二到哪裡去了,怎麼那麼久沒看到他的新作品?才這樣想,就看到這則報導,適時跳出來對我交代他的新動向。
他不演戲了,跑去考咖啡烘培師,現在專心賣咖啡了。好大的轉變啊!
原來他2018年跟經紀公司解約。宣布暫停演藝工作,說來奇怪,他得了一個怪病,大腿骨周圍的血液無法循環,原因不明。看照片好像恢復地很好。但當時無法站立,所以無法繼續演藝工作,連他喜歡的衝浪也無法進行。
蠻戲劇性的,健康的因素強迫他轉換跑道,如果沒有這場病,他可能還在演藝圈,但可能面對很多後起之秀的競爭黯淡掉。轉向咖啡第二春,或許是一種生命巧妙的安排。
日劇我比較不愛醫療方面的題材,但醫龍是我老媽印象最深刻也喜歡看的一部。
芸能活動を休止中の坂口憲二さん、コーヒー焙煎士になっていた。新たなチャレンジにかけた思いを聞いた
難病の治療に専念するため、無期限で芸能活動を休止している坂口憲二さん。坂口さんは今、こだわりの焙煎豆を提供するコーヒービジネスにチャレンジしている。プライベートレッスンで技術を学び、自ら焙煎を手がける。
拠点は坂口さんが愛するサーフィンの聖地、千葉県・九十九里。2018年夏に焙煎所を開設し、サーフショップやカフェでコーヒー豆やグッズの卸販売をはじめた。オンラインショップも展開し、2019年春には東京都内に初店舗もオープン。地域密着型のため、住所は非公表だ。
「病気で失うものもあったけど、得るものも本当に多かった。新しい世界をみられてすごく楽しいです」。生き生きとした表情で語る坂口さん。セカンドキャリアの道を切り開いていく姿を追った。
坂口さんが立ち上げたブランド、『The Rising Sun Coffee』。ブランド名は九十九里浜の朝日をイメージしたという。「コーヒー&サーフィン」をコンセプトに、コーヒー豆のほか、Tシャツやマグカップなどのグッズも展開している。
インタビュー前に、坂口さんの焙煎所で製造されたコーヒーを飲んでみた。程よいコクがあって、とても美味しい。
「冷めても美味しかったです」と伝えると、「本当に美味いコーヒーはそうなんです」と、嬉しそうに話してくれた。
「一番最初に作った『アフターサーフ』という銘柄は、『海上がりに飲むコーヒー』をテーマにしています。海上がりのしょっぱい口でどういうコーヒーを飲みたいかなと考えた時に、苦味がありつつ、甘くてコクがあるコーヒーがいいなと思って。苦味を強く出せる深煎りのコーヒーにしています。コーヒービジネスは激戦区で、大手が強い。そこに食い込んでいくためにはブランド独自のスタイルが必要で、自分はサーフィンが好きだから、それを武器にするしかないと思ったんです」
難病を発症し、芸能活動を休止するまで
『池袋ウエストゲートパーク』(2000/TBS系)、『天体観測』(2002/フジテレビ系)、『医龍~Team Medical Dragon~』シリーズ(2006〜2014/同系)、『最後から二番目の恋』(2012/フジテレビ系)...。坂口さんが出演した、数々の名作ドラマを挙げるとキリがない。
人気俳優として第一線で活躍し、テレビドラマ全盛期を支えた坂口さんが無期限での芸能活動休止を発表したのは、2018年3月のこだ。
活動休止のきっかけは、国指定の難病である「特発性大腿骨頭(だいたいこっとう)壊死症」を発症したためだった。
坂口さんによると、2012年ごろから右股関節に違和感を持つようになったという。2014年、『最後から二番目の恋』第二期の撮影を終えたころに痛みが悪化。病院での精密検査を経て、2015年に病名が判明した。股関節を形成する大腿骨頭のまわりに血が巡らなくなり、壊死が生じてしまう、原因不明の病気だ。
「幸いにも発見が早かったので、すぐに手術を受けました。当時は歩くこともできなかったので、しばらくは車いす生活で。手術後はナレーションの仕事とか、座ってできる仕事をしていました。杖をつきながら芝居はできないですし、サーフィンもできない。色々決まっていた仕事があったので、本当に申し訳ないなという気持ちでした」
坂口さんは、当時の心境をそう振り返る。
「スタッフや友人もすごく心配してくれたし、当初は自分も復帰するつもりでいました。でも、その頃に結婚して1人目の子どもが産まれたんですけど...ちょっと先がわからない病気だったので、徐々にセカンドキャリアの道を真剣に考えていくようになりました。芝居もサーフィンもできず、時間だけが過ぎていって、どうしよう、と結構考えましたね」
そして、病名発覚から3年後、無期限での活動休止を決断。2018年5月末には、所属事務所との契約も解除した。
「3人目の子どもができて、一旦ちょっと線を引きたい、ケジメをつけなきゃと思って、事務所を辞める決意をしました。うちは共働きなので、もともと子育ては僕もやっていたんですけど、芸能の仕事はやっぱりハードなので。これ以上事務所にも迷惑はかけたくないし、待っている人に対してもずっとごまかしごまかしやり続けているのは嫌だったんです」
そうして選んだのが、コーヒーロースターとしてセカンドキャリアの道を歩むことだった。
もともとコーヒーは大好きだったというが、アメリカ・オレゴン州のポートランドを訪問したとき、人々の生活にコーヒーが深く根ざしている文化を体験し、強く惹かれたという。
「セカンドキャリアを選ぶなら、手に職をつける仕事がいいな、と思っていました。個人でできるし、自分のスタンスを持ちながらやれる仕事で、かつ子どもにも伝えられる。技術的なものを身に付けたいという思いもありましたし、自分が主体となって仲間と一緒に何かを作っていく仕事にもチャレンジしてみたかったんです」
焙煎技術は、バリスタ・ロースター(焙煎士)のプライベートレッスンを受けて学んだ。約1年半かけて少しずつ焙煎道具を揃えていき、2018年夏に九十九里で焙煎所を開設した。
「子どもに現在進行形で頑張っている姿を見せたい」
長年のキャリアに区切りをつけて、新しい道を進む。強い覚悟と勇気がなければ、なかなかできない決断だ。
「人生はババ抜きみたいなもので、局面というものが必ずどこかにあるんだと思います。その時に、どのカードを引くか、ということですよね。自分はすごくシンプルで、イケてるか、イケていないかだけ。自分にとってその選択をすることがかっこいいか、かっこ悪いか、それを基準にしています。そう考えた時に、やっぱり子どもに現在進行形で頑張っている姿を見せたいって思ったんですよ。『昔は俳優やってたんだよ』とか言うんじゃなくてね。(笑)自分も父親の頑張ってる姿を見て育ってきましたから。子どもは、そういう親の姿を見てくれていると思います」
「たとえ失敗してしまったとしても、次の機会にその失敗を活かしていけばいいんです」と坂口さんは言う。